2020.01.16アシスタント編

 ②お客様とのコミュニケーション方法(2/3)

アシスタント美容師として、シンプルでもっとも重要な第一のコミュニケーションができた人は第二のコミュニケーションを実践してください。

 

よくあるケースですが、お客様がご来店の際、第一のコミュニケーションで目を見て丁寧に挨拶をします。

 

このとき、あなたはお客様の表情・姿を見るでしょう。そうすると、雨で服や鞄が濡れている、暑くて汗をかいているなどあると思うことも必ずあるはずです。

 

これは、あなたにとってビッグチャンスです。

 

こんなとき、自分がお客様だったとして、すぐにお店の方からタオルなどを持って来られたら嬉しくないでしょうか。このようなお客様に「小さな気遣い」をすることで更にアシスタントとして一歩前に進むことが出来ます。このような小さな積み重ねの連続で、素早い行動力、視野の広さ、コミュニケーション能力が向上され周りの信頼関係も向上されていきます。

 

また営業中には私たち理美容師は髪の毛がついていてもあまり気にならないかもしれませんが、お客様はそうではありません。お客様の顔、カットクロス、椅子、雑誌を置く机、棚、お客様の帰り際についている髪の毛などは必ず取って下さい。


私たち理美容師にとって普通の環境がお客様にとっての普通ではないということを認識してください。


「小さな気遣い」が沢山あります。


他にも襟が折れているなど、何かしらの違和感があれば小さな気遣いをすることがスタイリストに向けての最高のパフォーマンスになることでしょう。

 

素早い行動力で「小さな気遣い」をアシスタントのときにできればコミュニケーションには困りません。
お客様と会話をする、喋ることだけがコミュニケーションではないことを思ってください。

 

アシスタントのときはお客様の顔、名前、どのスタイリストが担当をしているのかを覚えることに必死ですが、小さな気遣いでアシスタントの評価は上がります。もちろん話題は多ければ多い方がいいに決まっています。しかし、まずは第一、第二のコミュニケーションを実践することで会話は自然とできるようになっていくので、現在、会話が苦手だからといって、背伸びをする必要はありません。

 

今は、自分の出来る気付きを増やすために意識を高く持ちましょう。

アシスタント美容師のコミュニケーション
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